1日たったの15分!中学1年生の2学期の中間テスト対策!

中1の2学期の中間中間テスト対策

中1の2学期の中間テスト対策

中1の2学期の中間テストは、1学期の定期テストよりも難しくなります。
なぜなら、関連の強い教科である英語・数学は特に、これまでに学習した内容の知識や理解がないとだんだん解けなくなってきてしまうからです。
中1の2学期の中間テストは、中1の2学期の期末テストに比べて範囲が広くないぶん、教科書の既習範囲の知識を求められることがままあります。
そのため、1学期の復習も同時に行っておく必要があります。

1学期の復習がしっかりとできているお子さんは問題ないかもしれませんが、あまり準備できていないお子さんの場合だと、2学期の中間テスト範囲だけをやろうとしても勉強をうまく進められず、テスト対策が十分にできない可能性が高くなってきます。

テストの平均点も1学期に比べて低くなり、勉強を頑張っているお子さんとそうでないお子さんとの差が開いてくる時期でもありますので注意が必要です。
ここでは、中学1年生の2学期の中間テスト対策をどうやっていけばいいの?勉強法は?という疑問についてお答えしていきたいと思います。

中1の中間テスト、2学期制の地域の第一回テストは中学生の学習過程から出題される本格的な定期テストです。
普段からコツコツ予習・復習をしている生徒にとっては、直前にあわてる必要はありません。

中学1年生の2学期の中間テスト対策

まずは1学期の期末テスト後からのテスト範囲を確認し、どの範囲の勉強をしたらよいのか把握してから対策していきましょう。

英語

三人称単数現在形(三単現)の肯定文、否定文、疑問文
人称・代名詞・名詞・疑問詞
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。

中学英語で最大のポイントといっても過言ではない三人称単数現在形が2学期の中間テスト範囲のメインとなります。

どういう時に動詞に『s』をつけるのか、『es』になるパターンや『ies』になるパターンなどいろいろありますが、以下のように考えると少しわかりやすくなるでしょう。

『es』→ 動詞の最後が-o, -s, -z, -x, -sh, -ss, -chで終わる動詞の場合
『ies』→ 動詞の最後が「子音字 + y」の場合、『y』を『ies』に変える
※子音字は、母音字以外(母音字はA・I・U・E・Oで、日本語の母音(あ・い・う・え・お)と同じ)

『s』→ 今は『es』と『ies』以外の一般動詞の場合と考えておけばOK
動詞に『s』をつけるだけ、がほとんどなので、例外を覚えておくとわかりやすいですね。

また、三単現は肯定文の時は動詞に『s』などをつける形になりますが、否定文や疑問文では、動詞を変化させずに『does』(動詞の『doが変化したもの』)を使うことも押さえておきましょう。

加えて、1学期に学習しているbe 動詞,一般動詞についても理解しておく必要があります。

まずは2学期の中間テスト範囲のワークの問題をしっかりと実践して、いろいろな文章に慣れておくことが重要です。
時間があれば、1学期に学習した範囲の復習も進めておきましょう。

数学

方程式
方程式の利用
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。

方程式と聞くと難しそうなイメージがありますが、1学期に学習した『文字と式』の応用となります。
□や○、△であらわした不明な数を『x』や『y』などに置き換えるのは、すでに小学6年生で習っています。
これに加えて、中学1年生の1学期に勉強した『等式』を使っていきます。

『等式』というのは、等号(=)を使って数量の関係をあらわした式のことです。
『方程式』というのは、等式の中にある文字『x』や『y』などの値によって、成り立ったり成り立たなかったりする等式のことです。

この方程式の『x』や『y』などの値である『解』を求めるのですが、ここで必要なのが『等式の性質』です。

等式の性質というのは、等式の両辺に同じ数や式を加えても(引いても・掛けても・割っても)、等式は成り立つというものでしたね。

小学校でも基本形は習っていますが、この性質を押さえておかないと、今後の数学の勉強についていけなくなってしまいます。
また、分数や小数の計算も良くでますので、一緒に押さえておきたいところです。

方程式の単元は、数学を学習するうえでかなり重要な内容になります。 しっかりと時間を掛けて復習しておきましょう。

国語

物語もしくは説明文
漢字
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。

1学期に学習した文章とジャンルは違うかもしれませんが、まず文章を読んで何が書いてあるのかを読み取るのは同じです。

物語の場合は、登場人物が何人いて、誰が何をしているのかをメモしたり○で囲んだり線を引いたりしておくと、ただ読んだだけでは気づけなかったことが見つかるかもしれません。

説明文の場合は、何の説明をしているのか、大事なことは何なのかを探し出すことになります。
こちらも、メモを取ったりして文章をまとめることが有効です。
漢字は、国語だけでなくほかの教科でも書けないと減点対象になってしまいます。
書き順も大事ですが、しっかりと間違えずに書けるように練習し覚えておきましょう。

理科

水溶液の性質
物質の姿と状態変化
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。

1学期に学習した金属と非金属、気体の性質に続いて水溶液の範囲となります。
まずは、溶液・溶質・溶媒についてしっかりと区別できるようにしましょう。

溶液...ある液体に何か物質(固体・液体・気体)が溶けている状態のこと
溶質...溶液中に溶けている物質(固体・液体・気体)のこと
溶媒...溶質を溶かしている液体のこと

水溶液の範囲は、知識を覚えるだけでなく濃度などの計算問題も出ます。
言葉の意味を理解していても、計算ができないと正解できませんので、計算ミスに気をつけましょう。

テスト時間中に見直しする時間を取るために、普段から時間を計って計算練習をすることをおすすめします。

また、余裕があれば水溶液の範囲だけでなく、関連している既習範囲(金属・非金属、気体の性質)の復習もやっておくと良いでしょう。

社会

地理の場合
アジア州
ヨーロッパ州

アジア州・ヨーロッパ州ともに、1学期に学習した『世界の姿』の内容からふみこんで、より詳しい内容の学習となります。
1学期の地理の知識があるとより理解しやすいですので、時間があったらどう関連しているのか復習していくと良いでしょう。

アジア州からは、雨温図や景観写真などから雨季と乾季の違いを問われたり、人口分布の違いやモンスーンの影響についての問いがよく出ます。
ほかには中国や東南アジア、南アジア、西アジア、中央アジアについても覚えておきましょう。

ヨーロッパ州からは、地図や雨温図から地形や気候の特色を聞かれたり、宗教や言語、民族の多様性の分野もよく出題されます。
地理の場合、雨温図はよく出ますので押さえておく必要があります。
また、農業や工業、資源や経済格差についても、ワークを解いて知識を深めておきましょう。

歴史の場合
平安時代~鎌倉時代
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。

歴史は地理よりも、社会のなかでは前に学習した内容との関連を実感しやすい分野だと思います。
ただ、英語や数学と違い、すべてを覚えていないと先に進めないというわけではありませんので、まずは時代の名前だけ覚える、次に各時代について一番有名な事柄を覚える、という風に、順番に大まかに把握していくことを意識すると良いでしょう。

平安時代のポイントは、桓武天皇が平安京に遷都したこと、藤原氏の台頭、唐風から日本風への文化の移り変わり(国風文化)についてです。
鎌倉時代のポイントは、鎌倉幕府の成立、元寇、武家政権の誕生、日本の中世時代の幕開けについてです。

各時代を題材にした漫画やアニメなどの作品と関連付けて理解するのも面白いかもしれませんね。

テスト勉強は学校の授業からはじまっている

定期テストの場合は、学校の教科書やワークから同じ問題が出ることもありますし、学校の先生が『ココ出るぞ!』と予告してくれる場合もあります。

普段の学校の授業をしっかりと聞き、ノートに板書を写しておくことも、テスト勉強の準備のうちのひとつです。
テスト前に慌てることがないように、しっかりと授業に臨むようにしましょう。

教科書・ワークのすべての問題が解けるようになるとテストで高得点を狙えますが、テストに出やすい問題に絞ってうまく勉強すると、あまり勉強したくない・勉強が苦手といったお子さんにもチャンスが見えてきます。

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